Showing posts with label Art. Show all posts
Showing posts with label Art. Show all posts

Jan 16, 2017

人・人物・自画像・セルフィー という興味

新年初めにお邪魔したのは 保井智貴さんの展示。
一緒に自撮りしていたら画廊外の子供達が 大興奮していました。笑


人を作る、人をモチーフとしている作品制作をする方に大変興味があります。
昨年12月に始まったDOMANI・明日展をCafeglobeで取材した際にも、インパクトの大きい自画像の絵画作品を発表している松井えり菜さんにインタビューしました。想像していたより、さらりに明るくてハキハキお話してくださる松井さんは 文中にあるコメントはもちろんですが、自分自身で感じたことを伝える媒体として 自画像が存在していて、さらに描くという手法を続けています。ストレートでパワフル。
とても素敵な方だと感じました。
(#4 若手作家のパワーを浴びる~DOMANI・明日展〜 はこちら→ http://www.cafeglobe.com/2016/12/059238art.html )




新年初めにお邪魔したのは 保井智貴さんの展示。
恵比寿のMA2というギャラリーで今週土曜日1月21日まで「遠くにある意志。」が開催されています。保井さんとの出会いは、私が銀座にあるMegumi Ogita Galleryのトークイベントにお邪魔した際にご紹介いただいた時なので、もう5年ほど前なのですが今回こそは行かねば!とワクワクしながらお邪魔しました。

保井さんの作品の実物は初めて。「保井さんは彫刻科出身の彫刻家だよ!」と紹介いただいていたので、てっきり木彫で人物を作っているような勝手なイメージだったのですが、なんと乾漆で造形している方でした。「かんしつ」って私も初めて聞いたのですが、麻と漆を貼り合わせて形にしていくようです。思いっきり工芸じゃないか!とびっくりしましたが、だからこんなにきめ細かで繊細な表情を作れているのだなぁとまじまじ。
他にも螺鈿を用いたり、スズでシルバーの部分を塗装したり。なんと目元は大理石と黒曜石。すごく大変な作業にぞわぞわ。。。




2階の展示は建築家の方とのコラボレーションで、木で作られた椅子、キューブなどが金属となり、これまた非常に不思議な存在感。
木で丸い椅子が特に私は気になって気になって仕方なくて、だって丸くて、本来の木ならば温かみのある表情のはずなのに、金属の鋭く冷たい空気を纏っているんですもの。

保井さんの作品で常に問い続けている「自然との共存」と「存在性」の妙を感じました。

ひととおり堪能し、撮影が終わった後に「人」の面白さや不思議さのような部分をベラベラとお話させてもらったのですが、そこはもうちょっと話を煮詰めてから公開したいと思います。人ってすごくインパクトがあり、見る人に大きな反応を与えがち。もちろん子供であればその反応は本当に種々多様。様々な角度で興味が尽きません。
SNSの発展でアイコン画像やSelfieも一般的になったけれど、それまでは(特に日本人は)こんな風に人を見たり撮ったり、自分をさらけ出していたり作り込んだり、ということはなかったのではないでしょうか。
当たり前は常に変化する。
私は創造もするけれど、それを記録していきたいと思っています。


最後に!!
週末は事務所で映画部 初 活動日でした。
事務所の壁に、昨年の展示以来 借りているプロジェクターで、みんなで映画を見て話し合う会。これは結構良いので、映画部を月1で行うようにしたいと思いまーす!
(入部希望者は募集しますが、1回の人数制限をしっかりかけます。笑)
そしてそして、やっと岡本太郎記念館で開催中の「舘鼻則孝 呪力の美学」展に取材へ。
これはCafeglobeの第5回目の掲載予定ですので、皆様おたのしみに :)




作家展示情報
-------
保井智貴 Tomotaka Yasui

「遠くにある意志。」
2016.12.16 fri - 12.24 sat
2017.1.6 fri - 1.21 sat
MA2Gallery

Oct 21, 2016

秋のアート週間、今週末はどっちに行く?上野 TOKYO数奇フェス:六本木アートナイト




すっかり秋の涼しい風。10月はアート週間です!
10月21日、22日、23日とどこもにぎやかなのをご存知でしょうか?
私のFacebookはあっちこっちの写真がUPされている なう。笑

肝心の私は、ファッションウィーク中かつ風邪のため今晩は大人しくブログを書くことにしました〜。
ということで、六本木アートナイトと上野「TOKYO数奇フェス」をチェックし
比べてみよう!と思い立ちました。

週末どうしようかな〜とまだ悩んでいるみなさんの参考になればと思います◎


まずはFBでずっと告知を眺めていた上野 数奇フェスから。
「数奇」という言葉が聞きなれず、そこが「ん?」と思ったのが始まりで
チェックしていました。すうき?いえいえ、すき と読むそうです。
参加アーティストに目を通すと最新テクノロジーからファイヤーアートまで、
上野の森全体を使ってかなり大掛かりなイベントの様子!
チームラボ、日比野克彦+島田清夏、大巻伸嗣(敬称略)
と有名どころ満載。個人的には鈴木太郎さんの学生の頃の作品をまだ高校生くらいの
ときに感動してみた記憶があるので、ミナモミラーを夜見に行ってみたいなぁと妄想。

チームラボ「浮遊する、呼応する球体」

日比野克彦+島田清夏 不忍池ファイヤーアート 和火・茶火

最初に引っかかっていた「数奇」とはもともと「好き」の同意語で
風流風雅に心を寄せること。岡倉天心が...という難しい話が。
とパンフレットより。→ 数奇フェスガイドPDF
オリンピックに向けて、東京好き!というシンプルな意味合いもある様子。
また、気になるのは美術だけでなく音楽のプログラムもあること。
世界的バイオリニストの諏訪内晶子さんと国立西洋美術館館長 馬渕明子さんによる
トークと演奏も国立西洋美術館であるそうです。クラシックは普段あまりに聴きに
行く機会少ないと思うのですが、行くと行ってよかったなぁと思うのです。

立地からも上野の森に囲まれて全体的に落ち着いているのが数奇フェス。
お子さんと一緒に行っても楽しめるワークショップも土日に開催されているので
要チェック!第一回目の開催なので今後の展開も気になる!!

TOKYO 数奇フェス http://sukifes.tokyo


そして例年、参加者がかなり増えていることで話題の六本木アートナイト。
私も何回か夜な夜な散歩しに行ったことがあるのですが、必ずと言っていいほど
友人に遭遇します。世界のアーティストが参加して、華やかな六本木の街が
いつもよりアートムードに変わるところも一見の価値あり。



↑ メインプログラムアーティストは名和晃平さんがプラントハンター西畠清順さんと
デイジーバルーンとのコラボレーションにより、六本木の文化の夜明けの象徴である
「森」を出現と、なんだか華やかそうですね。
http://www.roppongiartnight.com/2016/programs/3410 より
馬好きなJunkoとしては、カンパニーデキダムの「誇り高き馬」という
パフォーマンスも見たい!Rhizomatics(ライゾマティックス)や
レスリー・キー写真展など、プログラムをスクロールすると華やかさがすごい。
と、その合間で目に留まったのが 平本瑞季「寿司パフォーマンス」。
え、なになに。ってなると思います写真を見たら
→ http://www.roppongiartnight.com/2016/programs/2786
開催場所は街中各地ですから歩いていたら遭遇できることでしょう。笑
Chin↑pomのエリィちゃんの写真が目を引いた
「六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#13」というのもなんだか激しそう
で恐る恐る覗きたい・・・
それとは真逆に恐ろしくおっとりしたイベントも。
23日の朝5:45から6:00(これは夜通し飲んで聴くのか!?というイメージw)
日本フィルハーモニー交響楽団による「クラシックなラジオ体操」
→ http://www.roppongiartnight.com/2016/programs/2811


やはり六本木は華やか!!そしてプログラムにユーモアがあるな、と感じました。
21_21DESIGN SIGHTの佐藤卓さんのトークも気になるとなると、
もはや予定が混線しすぎてどこにいっていいのやら。
目移りが多くてゴメンなさい。
それだけ満載なイベントなのだと思います。

六本木アートナイト 2016 http://www.roppongiartnight.com/2016/



さぁ、あなたは週末どちらへ?
体力さえあれば、土曜と日曜で両方いく!っていうのもいいかなと思います。
上野と六本木、実はどちらも スポーツ・文化・ワールド・フォーラムのプログラムの
一環の様子。19日の京都のディスカッションにお声がけいただいたのですが
東京のお仕事で行けず。
せめて東京のイベントだけでも楽しみたい限り。涙
アートブームたのしんでいきましょ〜






Oct 12, 2016

"cafeglobe"にて連載始まりました!: New ART serial start at Cafeglobe magazine.

YKGギャラリー 向山 喜章 LUMINOUS / LUNAR」展。 





さて、今回は新連載のお知らせです!


新連載:ギャラリーに行く、作品を買うということ【乙なアート】
http://www.cafeglobe.com/2016/10/057705art.html


ということで、cafeglobeにて連載が始まりました!!!久しぶりに書きながら悶絶葛藤してしまいました。。。 何故ならテーマがアートだからです。アートについてを書くというお話をいただいた時、小躍りするほど嬉しかったのです、が、一体全体わたしゃ、どの立場でアートについて語っちゃうのよと。笑

栄えある初回は、イケメンギャラリスト
 YKGギャラリー ギャラリスト菊竹寛さんへ ざっくばらんなインタビューです。

内容はシンプルに素直に、月1程の連載を予定しています。
少しでもアートを愛する人が増えますよーに♡
ぜひ、ご一読お願い致します ^^


by Junko


cafeglobe → http://www.cafeglobe.com/

Jul 15, 2016

blue art by Bombay Sapphire : 週末のアートは[ #青を探す旅 ] バーニーズニューヨーク新宿店10Fにて



真っ青な、どこまでも、空と海。めぐり会えたら これぞ贅沢。空が青いから海も青いなんてはなしを聞いたことある様なないような。そう、海って水ですものね と思った記憶がある。
青いゆめ。私にとって青はとくべつな色。小さい時から青がいちばん好きでした。だから小さい時に、おんなのこは赤かピンクと なんだか勝手に決まっていることがだいきらいでした。いわれるとがっくりするヤツ。小さいときにユニの色鉛筆の72色セットを買ってもらって、その色を眺めてきれいだなぁと思っていましたが、青って実は出番が少ない色。描こうと思った景色にはあんまりないんですよね。好きなのに使えないこの特別感。

左から、takram design engineeringの渡邉康太郎さん、株式会社スマイルズ代表遠山正道さん、
私、そして東京大学名誉教授 小林康夫先生


さて、7月初旬に行われたオープニングイベントのトークショーにお邪魔して参りました。

お題は「青」
このトークはとても興味深くて聞き入ってしまいました。株式会社スマイルズ代表遠山正道さん、東京大学名誉教授 小林康夫先生、そして司会はtakram design engineeringの渡邉康太郎さん。美術、文学、歴史と知識豊かなトークはとても心地いい。特に小林先生が「青は現実世界にはない色です」という話をおっしゃっていて、とてもとても嬉しくなったの言うまでもない話。これは私のマーメイドヘアーの由来でもあるからです♡
パンフレットに並んだそれぞれの青6選も、人柄が出ていてとてもおもしろいのです。遠山はさんは自ら商人とおっしゃっておりましたがモノのセレクトが多く、また遠山さん自身が小さい時に水色がかっこわるくてあまり好きではなかった(笑)とおっしゃっていたのが印象的でした。小林さんはロマンチックなロイヤルブルーセレクト。地球、クライン・ブルーなんて か、かっこいい。。。
ぜひボンベイサファイアの特設サイト http://blueart-bombay.com と、新宿で行われている展示会場に足を運んで 青のセレクトの視点を感じながら楽しんでみてください。


遠山さんのセレクトのタイル。なんとこのタイルの茶色は果物を手ですりつけて その糖分が
絵の具を焼き付ける際にこげて出来た色だそう。すてきですね。



私の青の話。のつづき
小学生で出会った愛馬の名前がブルーバードでした。実はわたしが付けた名前ではなく、彼はブルーバードという名前で日本にやって来たのです。ますます青が(言葉として)特別な色となり、中学生のときの自分の部屋の机と棚は真っ青にしました。落ち着くんですこれが。深い深い青。
そして、大学生で日本画材屋さんに行って、1番だいすきだった青が、とってもとっても高くてびっくりしました。岩絵の具は岩から出来る絵の具なので、高級な石はそのまま高級なんですね。ますます青が好きになりました。笑
だから車も青。ブルーバードと同じ乗るなら青でしょ!でシトロエンC3のBlue Botticelliに即決。
現実世界にない色。これが私がマーメイドヘアーをブルーにした本当の理由です。「Fantasy Mermaid from the Future」とインスタグラムを始めとしたSNSに書いていたころがあると思うのですが、未来には青い髪も簡単出来るような そんな楽しい世界がありますように という願いを込めて。だって食べ物でも動物でも、青って存在しないでしょ?ファンタジーのいちばんの理由は青い髪なのです。

ということで、私の青6選は
ユニの色鉛筆の青
ブルーバード
中高時代の自分の部屋の机
日本画の岩群青
シトロエンC3のBlue Botticelli
マーメイドブルーの髪

あなたの青は どんな青?


blue art bar at BARNEYS NEW YORK SHINJUKU

期間 2016.7.2 - 2016.7.24
場所 バーニーズニューヨーク新宿店
   東京都新宿区新宿3-18-5
時間 月-金(16:00-19:30) 土日祝(12:00-19:30)
http://blueart-bombay.com
☆webサイトを閲覧の方、SNS投稿の方(#青を探す旅)、店舗でのご購入の方を対象にオリジナルのボンベイ・サファイアカクテルをご提供します。



Jun 11, 2016

Misato Kuroda Photo Exhibition: クロダミサト個展「美しく嫉妬する」金柑画廊にて開催中



クロダミサトはクソかっこいい。くそ。クソって褒め言葉でも美しい言葉でもないのに、なぜかこの使い方の時はOKなことになっていることそのものが、こうやって打ち込んでみて改めて不思議でしかないのですが、とにかくクソって言いたくなるくらい痛快な人のです。

なぜクソなんて使いたくなったのかと言うと、先日 彼女が自分の出産シーンをFacebookに投稿していたのでありますが、なんと 彼女は死にものぐるいである出産の最中に、大股開いた腹の上に、フィルムカメラを構えて出産していたのです。オンナってすごい。
初めてお会いした時から、無性にインパクトの残る人だなぁと思う発言が多いクロダミサトさんだったのですが、その出産シーンを見て 彼女が写真家といて生きることに全てをかけていることを目の当たりにして、つくづく感嘆させられました。
こんなにクソかっこいい母がこの世にいるだろうか。
(さらに驚かされたのは、その動画をみて「もっとシャッター切れ」と自分に突っ込んでいた所。ストイックで最高です。笑)


さて、今回の個展はおなじみ「沙和子」の続編であります。実在する沙和子。現在は普通のOLをする沙和子。彼女の写真を見ると、艶かしい力強さを感じます。伝えるということは、技巧ではないのだなと 改めて立ち返る様な感覚の想起でもあります。いろいろ知ると、忘れてしまうことがあるのに 彼女はずっとこのまま走る続ける人なんだなぁと その強さに惚れ惚れと安心して眺めるのが とても心地よいのです。






明日、11日はトークイベントもあるようなので、金柑画廊さんへぜひ!
油面の交差点すぐにある小さい画廊なのですが、いままで知らずなんだか穴に落ちたアリスのような気持ちになりました。

☆犬がいる画廊です!!

--------
クロダミサト個展「美しく嫉妬する」

日付:2016年6月9日〜7月3日
時間:12:00-19:00
開催日:木、金、土、日、祝日
場所:金柑画廊 http://www.kinkangallery.com/

住所:〒153−0063 東京都目黒区目黒4-26-7
   4-26-7, Meguro, Meguro-ku, Tokyo, 153-0063
tel : 03-5722-9061
mail: info@kinkangallery.com

【トークショー予定】
6月11日(土曜日)
ゲスト:福元真樹子(日本カメラ編集者)、沙和子
時間:19:00-21:00
入場料:500円

7月1日(金曜日)
ゲスト:山崎由紀子
時間:19:30-21:30
入場料:500円



May 4, 2016

SATO SUGAMOTO "Ropes" ユニークな帽子作家 菅本智の展示開催中!



どどーん!と見たことないくらい大きな帽子!!

GWいかがお過ごしでしょうか?
今日はお仕事の合間にギャラリーへ。SICF15 準グランンプリ受賞、現在は衣装デザインを手がける 菅本智さんの帽子の作品&展示会へ。場所は原宿、CA4LAの元店舗だったTestというギャラリースペースです。






彼女の得意な素材はロープ。たくさんの線が集まってできたロープを使い、さらに大きな造形へとつなげていく手法を学生の頃からずっと続けていた菅本さん。感情をテーマに喜怒哀楽を表現した作品は以前も拝見したことがあるのですが、今回は それらがミラーに展開したり、ロープを使ってリアルに使えおしゃれな帽子や、バレッタ、ブローチなども展示販売中!!

スペースいっぱいに広がる彼女の独創的な世界観に、ギャラリーに入る方の足が途絶えない〜〜。大人気でした :)
実際に着けてみたけど、撮影やパーティに使えそうだし、普段でもモノトーンとかいいよね。

な、な、なんと、急なんですが 展示は明日までなので、みなさん 急いでください!笑

SATO SUGAMOTO  http://sato-sugamoto.tumblr.com

菅本智個展「Ropes」
【会期】5/2(月)-5(木) 11:00〜20:00
【場所】test
http://www.ca4la.com/sp/shop/test.html
東京都渋谷区神宮前3-22-6

[Solo Exhibition during Golden Week!]
Dates & time: May 2 (Mon) ~ May 5 (Thu) 11:00 ~ 20:00
Place: test,  http://www.ca4la.com/sp/shop/test.html
3-22-6 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo

Apr 22, 2016

Japan Cultural Envoy for 2016 : 平成28年度文化庁文化交流使 は佐藤可士和さん、佐野文彦さん、土佐尚子さんら6名!!



今年度この名誉ある交流使として世界を周り活動する6名は佐藤可士和さん、佐野 文彦 さん、土佐 尚子 さん、日本舞踏家 藤間闌黄さん、落語家 柳家さん喬さん、ダンサー 山田うんさん。

さて、平成28年度 文化庁文化交流使指名書交付式 この単語、漢字だけ見ると長いしどこがなにでなんのこっちゃ?となると思いますので、私が今回取材するにあたって調べたことを含めてご報告◎



 今回のこの交流使の中で私が注目した方は土佐尚子さん。京都大学の教授であり、アーティストの土佐さんは伝統文化と先端技術を融合したメディアアートを制作されていらっしゃいます。実は私、メディアアートってとっても好きなジャンル。空間で多くの人が楽しめる、鑑賞出来る可能性を秘めたアート。でも私自身は全然苦手な制作ジャンルだったりします。。。土佐さんの作品を知ってびっくりしたのは、とても力強く日本的な作風であること。そして制作方法や過程含めた全体です。そんな土佐さんの作品はこちら

「サウンドオブ生花」





静けさと力強さが共生する映像美。メディアアートをされている方の中でちょっと異質に感じませんか??
メディアアートってピコピコしていたり、オシャレでグラフィックデザイン的なものが多く感じるのですが、土佐さんのは時間の感覚がなんだかとっても不思議な美しさ。見た瞬間 むむむ、なんでだ??とじっくり見たのに理由が分からなかったのですが、なんとその理由は制作方法にありました。
多くはCG(コンピューターグラフィック)で制作されたものだと思うのですが、どこか固いと言うか不自然なものが多い。(私はその違和感が特に気になってしまう方なのです)なんと土佐さんはCGを使わずに、ハイスピードカメラで実写撮影を行って制作していたのです!!

土佐さんのお話によると、実際に岩絵の具という日本画の顔料を用いて色の液体を制作し、 このような弾ける仕組みを作り上げ、実際に1秒あたり2000枚の映像を撮影出来るカメラで 瞬間に生まれる色や形の芸術を記録し、編集を行い、この大きなスクリーンに映し出しているのです。
この制作秘話をお伺いした時に ふと頭をよぎった方がました。大学院の時に授業お世話になったHASHIさんというNYで活躍された写真家の方の瞬間の美を捉えるスティル・ライフ、というシリーズ。

アートの捉え方や在り方は様々なタイプがあり、どれが良い悪い好き嫌いというのは難しいと思うのですが、私はその瞬間、その時代 そこにしかない何かを形にしているもの、好きです。瞬間の芸術をテクノロジーの力で美しく捉え、演出する土佐尚子さんの作品は、思わずじーーっと眺めてしまいます。
ぜひ、琳派400年祭のプロジェクションマッピングもご覧ください◎




About NAOKO TOSA
Artwork
naokotosa.com
research
 http://www.tosa.media.kyoto-u.ac.jp/index.html




28年度文化庁文化交流使の6名について、勉強も兼ねて近年の略歴と交流使としての活動をまとめました◎

佐藤可士和さん http://kashiwasato.com
株式会社サムライ代表取締役 / クリエイティブディレクター
2006年の今治タオルのブランディングプロジェクトや、ユニクロのグローバル戦略の海外活動歴、そして2016年には有田焼創業400年事業として「メゾン・エ・オブジェ出展プロジェクト」をパリにて、、、とグラフィックデザインに始まり多岐に渡ったディレクション経験を有する 知能派クリエイティブディレクター。交流使としては、欧米における様々なビジュアルコミュニケーションの実例に関するレクチャーや現地デザイン関係者との交流を行い、日本文化に根ざす今の日本のクリエイティブデザインへの理解の促進を、今後の交流の活性化を目指すとのこと。


佐野文彦さん http://fumihikosano.jp
建築家 / 美術家
大工として、技術や素材、文化などと現場で触れ合った経験を現代の感覚と合わせ、新しい日本の価値を作ることを目指してデザインやインスタレーションを手掛けている佐野さん。2015年に21_21DESIGN SIGHT 単位展に『UNIT of MUJI』にて参加し、交流史としてサジア、欧州、南米等において伝統的な「数寄屋造り」の技法をベースに、各地で現地素材やアーティストとのコラボレーションを通じて美術作品を制作するそうです!

ホームページを開いたら大変かっこいい。。。ぜひチェックしてください。まだ34歳、若手とは思えない勢力的な活動がとても勉強になります。


土佐尚子さん http://www.naokotosa.com
アーティスト / 京都大学教授
感情・意識・物語・民族性といった人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、デジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を提唱。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館でもの招待展示をはじめ、国内各地の美術館で作品が収蔵。冒頭でご紹介した2作「サウンドオブ生花」はシンガポールでのプロジェクションマッピングにて2014年グッドデザイン賞を受賞。「土佐琳派」は2015年には京都府事業である琳派400年プロジェクションマッピングとしてを京都国立博物館で開催。交流使として世界各地でレクチャー・ワークショップ、そしてシンポジウムなどを通じて発信されるとのこと。

左、藤間蘭黄さん。右 佐野文彦さん。

左、佐藤可士和さん。右 山田うんさん。



藤間蘭黄さん
日本舞踏家
江戸時代から続く「代地」藤間家の後継者。芸術選奨文部科学大臣賞、文化庁芸術新人賞など数多くの賞歴を持ち、2015年にはロシアの世界的バレエダンサー、ファルフルジマトフ・岩田守弘とのコラボレーション企画「出会い」公演で『信長-NOBUNAGA-』を初演。
交流使として日本舞踏の紹介と実演及びワークショップや、現地アーティストとの共同制作などを行います。

個人的に日本舞踏と他国の伝統舞踏とのコラボレーション、かなり興味津々です。実は私の日本舞踊の師匠 藤間蘭翔さんの師匠であります!!ので5月5日に国立劇場にて行われる紫紅会にお邪魔する予定です!

柳家さん喬さん
落語家
1967年に五台目柳家小さんに入門し、1981年に真打昇進。古典の人情噺や滑稽噺を得意とする実力派。1987年に選抜若手演芸大賞真打部門対象及び 文化庁芸術賞受賞から数々の受賞歴。交流使として主にアメリカの日本語学習者等に、小噺のレクチャー、落語を通じた日本語・日本文化理解を促すほか、高座も行い「表現活動」としての落語の世界の奥深さを伝える。

落語って実はあまりご縁の無い世界だったので、このアメリカでのレクチャーは私も参加してみたいなと活動内容を読みながら興味津々です。


山田うんさん http://yamadaun.jp
振付師 / ダンサー
器械体操、バレエ、舞踏などの経験を生かし、日本における希少なコンテンポラリーダンスのカンパニーとして意欲的に作品を発表し、国内外で注目される。異分野とのコラボレーションも行う他 演劇、オペラの劇中振り付けや新体操選手への振り付けも行う。交流使として作品の実演、実技指導、現地のダンサーとの情報交換、現地の文化環境や地域伝統芸能等のリサーチを行うとのこと。

今回はじめて知った山田さんですが、自己紹介の際に山田さんがダンサーになる前の経歴についてお話されており、とても感動しました!ということで、またお会いする機会を作りたいと思っております!


文化庁 宮田亮平長官と。





余談ですが、文化庁文化交流使指名書交付式。と続けると、なんだかむずかしそうな字面ですね、、、

文化庁=日本の文部科学省の外局のひとつ
文化交流使=これが今回の選抜された面々の方々。毎年 日本の文化を世界に広めるべく文化人、芸術家の中から数名が選出され、世界の国をまわり それぞれの専門分野において実技・実演・講義や制作を行うもの

つまり、文化庁が交流使を指名する、書面の交付を行う式のことでした。


文化交流使の6名のみなさんについて、実際に公演を拝見したりしながらゆっくり勉強させていただこうと思っております。引き続きおたのしみに!!


文化庁文化交流使ホームページ http://culturalenvoy.jp
Japan Cultural Envoy HP                http://culturalenvoy.jp/en/




Apr 2, 2016

Sakura in Tokyo : 桜満開!!東京ミッドタウンと宮川香山

ふらりと立ち寄れば、まさに桜満開の東京ミッドタウン!
昨日のお天気で一気に東京各地の桜が満開のようです。
さて、昨日みたサントリー美術館の宮川香山の桜と鳩もご紹介。



これ、壺です。
こんなのあるの!?って思いますよね。私も今回初めてお目にかかりました。素晴らしい。没後100年を迎えた2016年に開催されている今回の展示。「欧米を感嘆させた明治陶芸の名手(ファンタジスタ)」というコピーにも納得。
作るの大変だけどすごい楽しいだろうなぁ〜と妄想してしまうくらい。この手法は高浮彫(たかうきぼり)という香山が編み出した彫刻を掘り込むことで確立した手法とのこと。いやぁ、これは海外に持って行ったらそりゃびっくりされますよね。だって日本人だってびっくりするもん。笑
と思いきや、やはり生産効率の低さがのちに問題になった様子。
とはいえ、そこまでしてこの技法を続けた意味を感じるくらい、すてきな見応えでした。





宮川香山展は4月17日まで。
没後100年 宮川香山 サントリー美術館 詳細↓

ぜひ桜と一緒に行ってみてくださいませ



Feb 19, 2016

Annie Leibovitz 「Woman: New Portraits」アニー・リーボヴィッツ氏の新作肖像写真がついに東京で開催!


2月20日より東京・東雲で始まるアニー・リーボヴィッツ氏の新作肖像写真 世界巡回展。
前作「Woman」シリーズ。そして今回の新作は現代社会における女性の役割、そしてこれからを映したもの。






壁面いっぱいに新作写真。セルフポートレートのアーティストであるシンディ・シャーマンを被写体としたものがハッと目に飛び込んで来る。ティーンに大人気であるテイラー・スウィフト、歌手のアデル、幻想的な作品となるバレエダンサーのミスティ・コープランドから、強い眼差しの政治家アウン・サン・スー・チー。一人一人の撮影のストーリーの解説をじっくり聞きたいくらいなところですが、記者会見は怒濤。今回の展示で選出された写真は、強い女性像と言えばいいのでしょうか。1枚にその人の人生・意志がを表れているのだと感じます。

途中の質問でわかったのは、被写体がこれだけの著名人ですから撮影時間が本当に8分とかそういうこともあるのよ、というコメント。
極わずかな時間の現場で、どれだけ直感的に再現するのかという作業を考えると、鑑賞するときの感覚がきっと変わるはず。

1月16日のロンドンに始まり、2都市目の東京。世界中での今後の反響も気になる所。
ぜひ東雲で 世界のパワフルな女性を観覧ください。


Annie Leibovitz 「Woman: New Portraits」
2016年2月20日- 2016年3月13日
TOLOT/heuristic SHINONOME
東京都江東区東雲2-9-13 2F



Jul 23, 2015

Jewelry Exhibition "CITY // NATURE" at Onishi Gallery【NYC】


"CITY // NATURE" at Onishi Gallery, Jewelry by JOJI KOJIMA (ROSA 2015)

6名の作家を起用したジュエリー展示会"CITY // NATURE" が23日より ONISHI GALLERYにて開催されます。うち3名が日本人作家!! Heidi Gardner, Liliam HigaJoji Kojima, Matsuyama Takeshi, Edgar Mosa, Ayaka Nishi

金属や自然物を用いて造られる独創的なデザインのジュエリー。モチーフそのものが動物や自然の作品、素材に使用している作品などからわかるように CITY // NATUREは NYCtoiu

都会の喧騒から新しい世界へ導いてくれる扉 のようなタイトル。


HEIDI GARDNER  http://heidigardnernyc.com


LILIAM HIGA  http://www.lillot.co

JOJI KOJIMA http://www.jojikojima.com



MATSUYAMA TAKESHI

EDGAR MOSA http://cargocollective.com/edgarmosa


AYAKA NISHI http://www.ayakanishi.com




どれも個性的なシルエットですが着用できるものばかり。ジュエリーで新しいファッションに触れる世界はいかがでしょうか。


ちなみに、いつの間にやらNYCにいます。ご報告遅れました。笑 引き続きオフィスや展示会を回りつつ、NYC散歩を楽しんできます ;)


【CITY // NATURE】 

jewelry exhibition @onishigallery 

Date July 23th - August 7th. 

Location 521 W26th Street, New York City.

Open Monday - Friday. 11am - 6pm. 

about ONISHI GALLERY http://onishigallery.com



by Junko Suzuki
follow me♥on  Instagram  FACEBOOK  Google+  Lookbook.nu