Jul 15, 2016

blue art by Bombay Sapphire : 週末のアートは[ #青を探す旅 ] バーニーズニューヨーク新宿店10Fにて



真っ青な、どこまでも、空と海。めぐり会えたら これぞ贅沢。空が青いから海も青いなんてはなしを聞いたことある様なないような。そう、海って水ですものね と思った記憶がある。
青いゆめ。私にとって青はとくべつな色。小さい時から青がいちばん好きでした。だから小さい時に、おんなのこは赤かピンクと なんだか勝手に決まっていることがだいきらいでした。いわれるとがっくりするヤツ。小さいときにユニの色鉛筆の72色セットを買ってもらって、その色を眺めてきれいだなぁと思っていましたが、青って実は出番が少ない色。描こうと思った景色にはあんまりないんですよね。好きなのに使えないこの特別感。

左から、takram design engineeringの渡邉康太郎さん、株式会社スマイルズ代表遠山正道さん、
私、そして東京大学名誉教授 小林康夫先生


さて、7月初旬に行われたオープニングイベントのトークショーにお邪魔して参りました。

お題は「青」
このトークはとても興味深くて聞き入ってしまいました。株式会社スマイルズ代表遠山正道さん、東京大学名誉教授 小林康夫先生、そして司会はtakram design engineeringの渡邉康太郎さん。美術、文学、歴史と知識豊かなトークはとても心地いい。特に小林先生が「青は現実世界にはない色です」という話をおっしゃっていて、とてもとても嬉しくなったの言うまでもない話。これは私のマーメイドヘアーの由来でもあるからです♡
パンフレットに並んだそれぞれの青6選も、人柄が出ていてとてもおもしろいのです。遠山はさんは自ら商人とおっしゃっておりましたがモノのセレクトが多く、また遠山さん自身が小さい時に水色がかっこわるくてあまり好きではなかった(笑)とおっしゃっていたのが印象的でした。小林さんはロマンチックなロイヤルブルーセレクト。地球、クライン・ブルーなんて か、かっこいい。。。
ぜひボンベイサファイアの特設サイト http://blueart-bombay.com と、新宿で行われている展示会場に足を運んで 青のセレクトの視点を感じながら楽しんでみてください。


遠山さんのセレクトのタイル。なんとこのタイルの茶色は果物を手ですりつけて その糖分が
絵の具を焼き付ける際にこげて出来た色だそう。すてきですね。



私の青の話。のつづき
小学生で出会った愛馬の名前がブルーバードでした。実はわたしが付けた名前ではなく、彼はブルーバードという名前で日本にやって来たのです。ますます青が(言葉として)特別な色となり、中学生のときの自分の部屋の机と棚は真っ青にしました。落ち着くんですこれが。深い深い青。
そして、大学生で日本画材屋さんに行って、1番だいすきだった青が、とってもとっても高くてびっくりしました。岩絵の具は岩から出来る絵の具なので、高級な石はそのまま高級なんですね。ますます青が好きになりました。笑
だから車も青。ブルーバードと同じ乗るなら青でしょ!でシトロエンC3のBlue Botticelliに即決。
現実世界にない色。これが私がマーメイドヘアーをブルーにした本当の理由です。「Fantasy Mermaid from the Future」とインスタグラムを始めとしたSNSに書いていたころがあると思うのですが、未来には青い髪も簡単出来るような そんな楽しい世界がありますように という願いを込めて。だって食べ物でも動物でも、青って存在しないでしょ?ファンタジーのいちばんの理由は青い髪なのです。

ということで、私の青6選は
ユニの色鉛筆の青
ブルーバード
中高時代の自分の部屋の机
日本画の岩群青
シトロエンC3のBlue Botticelli
マーメイドブルーの髪

あなたの青は どんな青?


blue art bar at BARNEYS NEW YORK SHINJUKU

期間 2016.7.2 - 2016.7.24
場所 バーニーズニューヨーク新宿店
   東京都新宿区新宿3-18-5
時間 月-金(16:00-19:30) 土日祝(12:00-19:30)
http://blueart-bombay.com
☆webサイトを閲覧の方、SNS投稿の方(#青を探す旅)、店舗でのご購入の方を対象にオリジナルのボンベイ・サファイアカクテルをご提供します。