© Forward Stroke Inc. |
あぁ、もう本当にテンションが上がったニュース!2014年6月8日。アレキサンダー・マックイーン が、東京日本の青山にフラッグシップストアをオープン!!
表参道の交差点からすぐのこの場所に、ずっとファサードにAlexander McQueenというロゴが見えて、いつオープンするのかと胸を高鳴らせて待ち望んでいたこの日。月曜日の内覧会で店内をじっくり拝見して来ました。
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サラ・バートン監修
ブランド概念にフレッシュさが鮮やかな青山店
通りからもはっきりと見える大きなガラスの路面店。中に広がる一面大理石の鮮やかな緊張感。ショーウィンドウと店内には、国内初のショーピースがディスプレイ。間近でゆっくりと拝見できるなんて、もう それだけでため息が出てくる...
インテリアはヨーロピアンというよりは かなりモダン。ハンガーレールは黒い漆を真鍮、と入り口正面の壁は大規模なビスポークパネリングで覆われ羽根や貝殻、サボテンの花、キノコのひだ、タツノオトシゴの尻尾、絡み合った葉などで埋め尽くされています。什器も真鍮のモダンなデザインに足はさり気なく動物モチーフだったり...直線のデザインと装飾のバランスが マックイーンの新しい空気感を伝えてくる。そう、この店舗はクリエイティブ・ディレクター、サラ・バートン監修の店舗デザイン。海外のどの店舗とも異なる新しい洗練された空気が体感できるのです。
2Fに上がる階段も豪華な大理石。階段をふと見あげると、漆でこっくりと光を放つ黒い鯰や瓢箪、貝殻の破片で作られ真珠色で仕上げられたスカル、シャンデリアの粒が 静寂な美を放っています。これにはちょっとびっくり。日本に海外のシャンデリアを持って来たら嫌だな...と内心思っていたので(笑)あまりに洗練された日本美との融合のシャンデリアを持って来ているセンスに脱帽しました。お伺いした所、アレキサンダー・マックイーン依頼のもと、コンテンポラリー アーティストの花澤武夫氏と冨樫孝男氏によって制作された、ブランドのシグニチャー要素と日本伝統を見事に融合させたアート作品とのこと。
2Fの壁面にも もちろんビスポーク、メンズがこれだけの数が揃っているのはファンには溜まりませんね。
DESIGN INSPIRATION
フローラとファウナ、現実と想像。フランシス・ベーコン作、叫ぶ教皇の肖像に見られる歪んだ思想。シュールレアリズムのアーティストH・R・ギーガー(ハンス・ルドルフ・ギーガー)。アントニオ・ガウディの建築物。18世紀のサロン文化とロール シャッハ・インク・ブロット。プリミティヴィズム(原始主義)、人骨と女体のフォルム。
Alexander McQueenのブランド概念を表現しつつ、さらにフレッシュに挑戦し続けるその姿勢が とても潔いAlexander McQueen青山店。SARAH BURTONとDavid Collins Studioの共同作業から生まれた 日本美との融合は ウィンドウショッピングだけではなく 勇気を出して店内に足を踏み入れるべき!
Posted by Junko
Alexander McQueen TOKYO JAPAN FLAGSHIP (AOYAMA)
アレキサンダー・マックイーン 青山店
港区南青山5-1-3 TS青山ビル
T: 03-6861-0910
http://www.alexandermcqueen.com
TS Aoyama Bldg
5-1-3 Minami Aoyama Minato-Ku
Tokyo
107-0062
5-1-3 Minami Aoyama Minato-Ku
Tokyo
107-0062
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